低山
人の暮らしの近くにある低い山は、思いったったら老若男女問わず行け、四季折々の風情を楽しむことができます。
低山は日帰りはもちろん、数時間の工程で楽しめることも多く、山道も整備されていることが多いため、まず荷物が少なくて済みます。
地元にある山であれば、天候が怪しければ翌週に予定を簡単に変えたりできます。
地元であるがゆえに交通費もそれほど掛かりません。
同行者も登山経験は?などと言わずに気軽に誘えます。
低山は標高が低いがゆえに、夏は蒸し暑さで参ってしまうこともしばしばありますが、逆に冬は歩きやすい山となります。
低山と言えども油断しては決してなりませんが、親子や家族で、初心者の友人とも楽しめます。
低山にも登山口から標高400m以下の山もあれば、標高1,000m前後の山も有ります。
一般的に低山とは、標高1,000m級の山のこと。
最近では標高500~600m以下をスーパー低山、標高1,000m台前後を低山と呼ぶそうです。
登り下りにかかる時間は、スーパー低山なら1~3時間、低山なら半日程です。
なので登山初心者でも比較的気軽に登れます。
しかし低山だからと甘く考えず、標高差、参考登山タイムなどを参考に同行者の体力と相談しつつ山を楽しんでください。