子供とハイキング 三重県 いなべ市 宇賀渓

子供とハイキング 三重県 いなべ市

このコースはロープを伝って岩場登ったりや川を渡ったり、鉄はしごを登ったりとスリル満点のハイキングです。

宇賀渓

宇賀溪の滝の風景

宇賀溪の滝の風景


宇賀渓(うがけい)は、三重県いなべ市大安町石榑南の宇賀川(員弁川支流)にある渓谷で、鈴鹿国定公園にあります。

宇賀渓は竜ヶ岳から流れ出る宇賀川によって、一帯の花崗岩が浸食されできたものであり、無数の瀑布と深淵があります。
魚止滝、燕滝、長尾滝、御所滝、昇竜洞などの名所があり、滝巡りが人気を集めています。
宇賀渓は数ある鈴鹿山脈の渓谷の中でも特に規模が大きく、見応えがあることで、一帯の中でも景観は随一とされています。
各滝には個性があり、訪れる季節により違った姿を見せ、心を和ませてくれます。
特に五階滝は、水量の増減により形相が変化する特徴の滝であり、長尾滝は見る時刻により滝壺の色が変化する不思議な力を持った滝でもあります。

また、河岸には地元の森林所有者・七大字森林組合が管理する宇賀渓キャンプ場があり、ハイキングコース・遊歩道も多く設置されており、そのハイキングコース・遊歩道を歩きます。
砂山をピークとする遊歩道は季節を問わず楽しめ、竜ヶ岳や遠く街並みを望む事ができる展望台もあり、変化に富んだ遊歩道です。
また遊歩道はアップダウンがあるものの良く整備されており誰でも気軽に楽しむことができます。

ぜひ、渓谷や遊歩道を歩き、滝めぐりと竜ヶ岳や遠く街並みの眺望をお楽しみ下さい。

時期によりますが、
■ ヒルが多い。
4月頃から11月に活動が見られ、特に梅雨や秋雨の頃が活発。
■ オオスズメバチが登山道に現れたりします。
夏の終わりから秋にかけて良く出ます。
黒っぽい服装は避け、白いっぽい服装にします。
頭も髪の毛が黒なので、白系の帽子をかぶり保護してください。

施設:
 観光案内所
 宇賀渓キャンプ場
 売店、飲食店

場所

宇賀渓キャンプ場:
 〒511-0266 三重県いなべ市大安町石榑南2999-5
 0594-78-3737

コース対象者

小学生高学年からをおすすめの対象にしています。

コース概要

宇賀溪ハイキングコース

宇賀溪ハイキングコース


宇賀溪登山道位置確認案内図

宇賀溪登山道位置確認案内図


地図を見てもらい自分でコースを考えるのも楽しいですので、体力や年齢を考えながらコースを自由に変更してください。
このコースはロープを伝って岩場登ったりや川を渡ったり、鉄はしごを登ったりとかなり小学生にはハードなコースです。
また、雨が降った後は増水も予想されますし、岩が滑りやすくもなっています。
まずは、宇賀渓キャンプ場の観光案内所に立ち寄り、その日のコンディションを確かめてください。
登山地図は、宇賀渓観光案内所にて地図ももらえます。

小学生高学年からのおすすめコースは、駐車場・案内所・・白竜橋・・魚止滝・・五階滝・・長尾滝・・岩峰展望台・・砂山山頂・・駐車場へ戻ってくる周遊コースです。
宇賀渓の入口は標高約250mで、このコースのピークは約630mです。
標高差380mあり、結構なアップダウンがあります。
登山道では子供の様子をよく見て休憩を入れつつ歩いてください。

体力的にきつい場合は、長尾滝で折り返して戻ってきてください。
長尾滝の後はピークは約630mまで登ることになるのできついです。

距離:おおよそ6km
時間:約240分程度(休憩含まず)

宇賀溪岩場ロープの風景

宇賀溪岩場ロープの風景


宇賀溪鉄はしごの風景

宇賀溪鉄はしごの風景

トイレ

駐車場に有ります。

交通機関・駐車場

公共交通機関:
車:
 宇賀渓有料駐車場(70台程 500円 ※入山料含む)
 

宇賀溪駐車場付近の風景

宇賀溪駐車場付近の風景

子供とハイキング 愛知県 新城市 乳岩峡

子供とハイキング 愛知県 新城市

乳岩峡の通天洞は、岩々の間にかけられた垂直に近い鉄梯子を登る道です。

乳岩峡

乳岩峡桟敷岩の風景

乳岩峡桟敷岩の風景


乳岩峡(ちいわきょう)は乳岩川に沿う約3キロの峡谷のことです。
乳岩峡の奥には乳岩山(標高670メートルにも及ぶ岩山)があります。

乳岩峡一帯はおおむね流紋岩質凝灰岩でできており、河床は平坦な一枚岩のように見えます。
川の両岸はおおむね切り立ったようながけとなり、美しい景観が続いていています。

乳岩山の南面に大小いくつかの洞窟があり、中でも最大のものが乳岩で、凝灰岩中に含まれる石灰分が溶け出して天井部に乳房状の鍾乳石を作っており、乳岩の由来とされています。
山頂近くには、通天橋・極楽門といわれる天然石橋があり見る人を圧倒し、乳岩川によって形成された深さ200m~300mのV字谷の渓谷美と奇岩が織りなす絶景は訪れた人々に感動を与えてくれます。

乳岩峡はところどころに岩肌がせり出し、乳岩川の河原にも巨大な岩がゴロゴロしています。
乳岩峡の通天洞は、岩々の間にかけられた垂直に近い鉄梯子を登る道です。
なので、このハイキングコースは小学生高学年からをおすすめの対象にしています。
施設:
 乳岩観光案内所・売店

場所

乳岩峡:
 所在地: 〒441-1601 愛知県新城市川合乳岩21−3
 電話: 0536-32-0022(新城市観光協会)

コース対象者

小学生高学年からをおすすめの対象にしています。

コース概要

乳岩峡案内板

乳岩峡案内板


乳岩峡ハイキングマップ

乳岩峡ハイキングマップ


地図を見てもらい自分でコースを考えるのも楽しいですので、体力や年齢を考えながらコースを自由に変更してください。

道に迷うことはないと思います。
岩肌が滑るので特に注意が必要です。
急な登りや鉄の階段、鉄のはしごがあります。
登山道を歩きます。登山道では子供の様子をよく見て休憩を入れつつ歩いてください。

勾配のある鉄の階段が2本続けてあります。
その後、手すりの着いた長い鉄梯子がまた2本続けてあります。この鉄梯子ははしごはほぼ垂直になっています。
子供がどうしても無理そうなら、無理はさせないでください。
登りきると今度は岩と岩の隙間をすり抜けていきます。
今度は短い鉄梯子が3本続きます。
登りきると絶景が広がっています。

逆に余裕があるようであれば、乳岩峡をさらに散策したり、鳳来湖へ足を延ばすこともできます。

距離は往復で約3kmあります。
時間:約80分程度(休憩含まず)

トイレ

乳岩観光案内所・売店に近くにトイレがあります。

交通機関・駐車場

公共交通機関:
 JR飯田線「三河川合駅」より徒歩60分。ちょっと大変です。
車:
 駐車場があります。(約10台)
 駐車場に停められない場合は川に沿って停めています。
 

乳岩峡駐車場の風景

乳岩峡駐車場の風景

子供とハイキング 岐阜県 岐阜市 金華山(329m)

子供とハイキング 岐阜県 岐阜市

金華山は、かつて斎藤道三や織田信長を城主としていた岐阜城が建っている山です

金華山

金華山マップ
写真は、『金華山だより』さんのホームページからお借りしています。

金華山(きんかざん)は、岐阜県岐阜市にある標高329mの山です。
山頂には岐阜城がそびえ、戦国時代は要所にあることから歴史の表舞台にたびたび登場しました。
山頂には岐阜城の他・リス村・売店やレストランもあり、岐阜公園からは、金華山ロープウェーが通っています。
市内中心部にあるにもかかわらず今なお自然が残る金華山は国有林・鳥獣保護区として保護されています。

歴史のある岐阜城は織田信長ゆかりの城でもあり、子供の好奇心をくすぐるのに良い山です。
ぜひ歴史をおさらいしてから登ってください。

山頂までの遊歩道が整備され手軽なハイキングコースとしても親しまれ毎日多くの人々がその自然を楽しんでいます。
金華山には9つのハイキングコースがあります。うち6つが金華山頂上へ繋がるコースです。
 ■馬ノ背登山道:距離1,100m 所要時間40分(大人の足で)
  岐阜公園側が登山口。
  めい想の小径の旧伊奈場神社跡地から金華山北西側尾根を頂上に向かって直登する登山道。
  登山道の中で、もっとも険しい。大きな岩を登ることもあるため小さな子供にはかなり厳しい(無理)。
  ツブラジイ・アラカシが多く登るにつれてヒノキが多くなる。土壌が岩盤であるため、立木の根が露出し、その根によって登山道が保たれている箇所もある。
 ■めい想の小径(水手道):距離2,300m 所要時間60分(大人の足で)
  岐阜公園側が登山口。岐阜城近辺に着きます。
  金華山ロープウエィ北側の登り口から金華山北側の斜面を最初は緩やかに、後半急坂を登る登山道。
  金華山一大きいスギやヒノキにこの登山道で出会える。
 ■百曲り登山道:距離1,100m 所要時間40分(大人の足で)
  岐阜公園側が登山口。リス村・ロープウェイ駅の横に着きます。
  禅林寺から金華山の西側の尾根を登る登山道。
  尾根を登るため、道は比較的険しく傾斜も急である。
  木の階段等が設置されているため、馬ノ背登山道に比べ比較的安全。
  アラカシやヒノキなど見られる。
 ■七曲り登山道:距離1,900m 所要時間60分(大人の足で)
  岐阜公園側が登山口。リス村の横に着きます。
  岐阜森林管理所から金華山の南西の尾根を登る登山道。
  前半は緩やかな気持ちい登坂。
  途中から舗装された階段になり景色も今一つ。
  昔、城へ登る時はこの道を使ったと伝えられる。
  砦の跡多く見られる。
 ■東坂ハイキングコース:距離1,100m 所要時間40分(大人の足で)
  岩戸公園側が登山口。リス村と岐阜城の中間に着きます。
  岩戸公園から金華山の尾根を南東に登る登山道。
  金華山特有の植生を楽しみながら登ると、岩場から南東の眺望を楽しめる。
 ■大釜・鼻高ハイキングコース:距離2,300m 所要時間70分(大人の足で)
  達目洞側から登山口。岐阜城近辺に着きます。
  達目ハイキングコースから大釜登山道に入り東山南斜面を登り、鼻高ハイキングコースへ入り金華山の北東を尾根づたいに登るコースです。
  大釜登山道は最初は急坂ですが尾根づたいに歩くため、次第に緩やかになります。
  鼻高ハイキングコースへ入ると今度は次第に急坂になります。
  途中でめい想の小径と合流します。
  登山中に南北東の眺望が楽しめます。
 ■唐釜ハイキングコース:距離1,000m 所要時間30~40分(大人の足で)
  金華山の南側斜面を横断し、七曲登山道と東坂ハイキングコースを接続するコース。
  ほぼ平坦な道が続く。
  ツブラジイやアラカシなどの照葉樹林を見ることができる。
  風が強く通り道となっていため、木が斜めにはえているのを見ることができる。
 ■達目ハイキングコース:距離800m 所要時間30分(大人の足で)
  達目洞と岩戸公園を結ぶ比較的平坦な散策路で、東坂ハイキングコースに接続される。
  達目洞は、岐阜市の特別保全地区にしていされヒメコウホネなど貴重な植物が今も見ることができる。
 ■大参道ハイキングコース:距離900m 所要時間30分(大人の足で)
  達目ハイキングコースから東山南側斜面を北西方向にゆるやかに登り、鼻高ハイキングコースに接続する登山道。
  下の方では、竹林がみられ、かつて達目洞集落の里山として利用されていた形跡が見られます。
  登るにつれて、ツブラジイを中心とする照葉樹林に移り変わっていきます。

各々のコースには特徴があるので、気分を変えていろいろなコースを歩くことができます。
金華山の登山情報は多いので「金華山 登山」で検索してみてください。
駐車場も岐阜公園周辺(有料・無料)、岩戸公園(無料)、達目洞(無料)がありますので便利もいいです。

施設:
 ロープウェイ
 岐阜城
 リス村
 売店やレストラン

場所

岐阜城:
 〒500-0000 岐阜県岐阜市天主閣18
 電話 058-263-4853

コース対象者

■金華山園児おすすめハイキングマップ:
 幼稚園・保育園の健脚園児からをおすすめの対象にしています。
■金華山小学生低学年おすすめハイキングマップ:
 小学生低学年からをおすすめの対象にしています。
■金華山小学生高学年おすすめハイキングマップ:
 小学生高学年からをおすすめの対象にしています。

コース概要

金華山登山マップ
上の金華山登山マップは、『MIONA Online Shop』さんのホームページからお借りしています。
地図を見てもらい自分でコースを考えるのも楽しいですので、体力や年齢を考えながらコースを自由に変更してください。

幼稚園・保育園の健脚園児からのおすすめコースは、七曲り登山道の往復コースです。
時間:約120分程度(休憩含まず)

金華山小学生低学年からのおすすめコースは、行きは瞑想の小道、帰りは七曲り登山道のコースです。
時間:約120分程度(休憩含まず)

金華山小学生高学年からのおすすめコースは、行きは瞑想の小道、百曲り登山道の往復コースです。
時間:約120分程度(休憩含まず)

トイレ

山頂近辺、各公園にあります。

交通機関・駐車場

公共交通機関:
 バスが多数運行しています。
  「JR岐阜12番13番乗り場」「名鉄岐阜 4番乗り場」から
  「JR岐阜11番乗り場」「名鉄岐阜 4番乗り場」から
「岐阜公園歴史博物館前」行きを探して、「岐阜公園歴史博物館前」下車、徒歩約1分。
車:
 岐阜公園周辺(有料・無料)、岩戸公園(無料)、達目洞(無料)があります。
 ハイキングコースに合わせて選択してください。
 岐阜公園周辺の『駐車場案内』はここで確認してください。