子供とハイキング 愛知県 設楽町
ブナの原生林の尾根を歩き、展望台からは三河や南アルプスの山々を見ることができます。
面ノ木園地・天狗棚・1200高地ハイキング(面ノ木ビジターセンター)
面ノ木園地(めんのきえんち)は、天狗棚、面ノ木峠周辺は駐車場、公園、遊歩道(登山道)、展望台などが整備された自然園地です。
尾根、展望台からは三河や南アルプスの山々、津具の集落を見渡せますよ。
園地内には広葉樹の原生林、自然林や湿地帯などさまざまな自然があり、高山植物など貴重な動植物も多く生息しています。
とくに樹齢300年を超えるブナの原生林があります。
ほかには、カエデやモミ、ツガなどの大木も。遊歩道が整っていて、大自然の息吹を感じることができるスポットです。
四季折々の風景が楽しめます。
秋には紅葉が美しく、冬には霧氷も見られます。尾根、展望台などからは三河や南アルプスの山々、津具の集落を見渡すことが出来ます。
天狗棚(てんぐたな)は標高1,240mの山です。
鎌倉時代から麓の村人から大天狗の棲む霊山として崇められ、近寄りがたい場所とされてきました。
大天狗のもとに子天狗たちが各地から集まり、近くの石の広場で神霊、神意、神術を修練したと伝えられています。
そのほかにも、天狗にまつわる逸話や伝説が多く残されています。
また、天狗棚は奥三河名山八選(他の7つは三ツ瀬明神山・宇連山・風切山・碁盤石山・茶臼山・ 八嶽山・竜頭山)の一つにも数えられる秀峰です。
1200高地までの尾根道はとても気持ちよく歩けます。
今回おすすめする小学生低学年からのハイキングコースは、面ノ木ビジターセンターの駐車場から天狗棚・1200高地までを歩きます。
面ノ木園地には「ビジターセンター」や「面ノ木茶屋ささき」もあります。
面ノ木ビジターセンター
標高約1,000mの場所にあります。
面ノ木園地内に生息する動植物、周辺の地質、津具の文化などに関する資料展示館です。
施設:
面ノ木ビジターセンター
面ノ木茶屋ささき
場所
面ノ木ビジターセンター:
〒441-2601 愛知県北設楽郡設楽町津具高笹3−67
電話 0536-83-2922
『面ノ木ビジターセンター』ホームページ
コース対象者
小学生低学年からをおすすめの対象にしています。
単純標高差は240m、距離5.9kmです。
天狗棚から1200高地にかけての尾根道はいったん1,160mまで下りますので、実際の標高差は150m足すことになるので390mになります。
十分に休憩を入れながらなら尾根道のハイキングを楽しんでください。
コース概要
上の「面ノ木園地案内図」はネットで拾ってきました。出所がわかりません。アップしてくれた方ありがとうございます。
地図を見てもらい自分でコースを考えるのも楽しいですので、体力や年齢を考えながらコースを自由に変更してください。
小学生低学年からのおすすめコースは、駐車場・天狗棚展望台・・天狗棚・・1200高地・・天狗棚・・天狗棚展望台・・駐車場へ戻ってくる往復コースです。
舗装された林道と登山道を歩きます。登山道では子供の様子をよく見て休憩を入れつつ歩いてください。
展望台では景色を楽しみながら休憩を入れてください。
余力が有りそうなら面ノ木峠を回わって帰ってくるなど子供の体力と相談しつつ歩いてください。
駐車場の標高:約1,000m
天狗棚の標高:1,240m
1200高地の標高:約1230m
単純標高差:約240m(実際は390m)
距離:約5.9㎞
時間:約180分程度(休憩含まず)
※山の天気は変わりやすいので、天気予報を見て行きましょう。
※天狗棚は1,240m、平地に比べ約7℃は涼しいもしくは寒いです。
※季節に合わせて羽織れるものを一枚持って行ってください。
トイレ
面ノ木ビジターセンターにあります。
ハイキング前に済ませておくようにしましょう。
交通機関・駐車場
公共交通機関:
見当たりませんでした。
車:
面ノ木ビジターセンターの駐車場を利用します。
面ノ木峠から下った所の面ノ木第3園地の駐車場の利用も可能です。
駐車場の登山口から上のコースに合流します。