本格的な登山です。山頂は平地が広がっていてパノラマビューが楽しめます。
子供とハイキング 奈良県 御所市 (大阪府 南河内郡千早赤阪村) 大和葛城山ハイキング 櫛羅の滝コースハイキング
大和葛城山(やまとかつらぎさん)は、奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村との境に位置する標高959.2mの山です。昔から奈良の人は親しみを込め単に「葛城山」と呼んでいます。
大和葛城山は金剛生駒国定公園のほぼ中央に位置しています。
山頂付近にツツジが多数植生しており、例年は5月上旬から咲き始め中旬に見頃を迎えます。例年9月中頃~10月中旬にはススキ、10月中頃~11月下旬には紅葉も楽しめます。
登山道は複数あり、奈良県御所市の麓から登る「櫛羅(くじら)の滝コース」(深谷道)と「北尾根コース」(秋津洲展望コース)のほか、「ダイヤモンドトレール」と呼ばれる二上山や金剛山からの縦走路、大阪府南河内郡の麓から登る「弘川寺道」や「天狗谷道」が知られています。
今回紹介するのは、「櫛羅(くじら)の滝コース」のハイキングです。登りでバテた時や初めから登りだけ歩くきたい場合には「葛城山ロープウェイ」を利用して下ってきても大丈夫です。ロープウェイの有る山は子供の体調の急変等に対応できるのでありがたいです。
山頂付近は草原状の広々とした台地となっており、ゆっくりハイキング(散策)を楽しむことができます。
※ロープウェイの運行情報を確認の上お出かけください。
施設・見どころ案内
櫛羅の滝:
弘法大師がこの地をめぐり歩いて教えを広めている時にこの滝を見て、天竺のクジラの滝によく似ているので、供尸羅(くじら)と名づけたそうです。
葛城高原ロッジ:
大和盆地、関西国際空港、淡路島まで見ることができる山頂近くに建つ宿泊施設、地元特産の美味しくてヘルシーな料理が魅力です。
また、山の湯の浴場もあり、ハイキングなどで疲れた体を癒してくれます。(葛城高原ロッジ パンフレットより)
つつじ園:
ツツジが染める、紅の山肌は圧巻。空の青色とのコントラストが美しい。ヤマツツジを中心に、コバノミツバツツジ・ミヤコツツジ・モチツツジが美を競います。(葛城高原ロッジ パンフレットより)
白樺食堂・売店:
葛城山の山頂付近にある食堂・売店です。店内は広くゆったりしており登山で疲れた身体を休めるのには最適の空間となっています。白樺のテラスは木々の緑に囲まれ、木の椅子に腰掛けて目を閉じると爽やかな風に乗って小鳥のさえずりも聞こえてきます。メニューは定食や麺類・カレーなどがあります。(葛城高原ロッジHPより)
山麓売店:
葛城山を訪れる方々を最初にお出迎えするのが山麓売店です。明るく広々としているので品選びしやすく,またお客様をお見送りするのもこの山麓売店です。行きも帰りも気軽に立ち寄ってくださる親しみの持てるお店として愛されています。
(葛城高原ロッジHPより)
葛城高原キャンプ場:
「葛城高原キャンプ場は大和葛城山の山頂すぐにあるキャンプ場。ロープウェイ駅よりの場所にあります。受付は白樺食堂へ。
大和葛城山は非常に景色の良い山なので、夕暮れから日の入り、大阪・奈良の夜景、翌朝の日の出などを楽しみながらテント泊することができます♪
また、かつらぎ高原ロッジの入浴施設を利用することができるのも良いポイントですね!」とのこと。
「とある関西人の外遊び」さんのホームページから写真も文もお借りしております。
場所
住所:御所市櫛羅
電話:0745-62-3346(御所市観光協会)
コース対象者
小学生からをおすすめの対象にしています。
葛城山駐車場から山頂までは約659mの標高差があります。寄り道などもするとアップダウンも生ずるのでコース全体最終的には700mを超えると予想されます。
登山道はよく整備されて歩きやすいですが、ところどころ川沿いでは川に沿って細い道があったり、登坂が急な箇所も多いのでなかなかに辛いコースになります。
小学生低学年でも登りをゆっくり&帰路の下山をロープウェイを使うなどすれば体力のある子であれば十分登れると思います。健脚の子であれば下りも登山道で行けます。
小学生高学年は体力的に大丈夫と思いますが、日頃運動をしていない場合などは、体調も加味して判断してください。
決して無理をさせないようにしてください。
祖父母と一緒に登りたい場合は、「大和葛城山ハイキング ロープウェイ利用」を見てもらい山頂で合流する方法も有ります。ロープウェイのある山は本当に便利ですね。
コース概要
地図を見てもらい自分でコースを考えるのも楽しいですので、体力や年齢を考えながらコースを自由に変更してください。
今回のおすすめコースは、駐車場・ロープウェイ葛城山上駅・櫛羅の滝・・・山頂・つつじ園・(小鳥の楽園)・(櫛羅の滝コース)・駐車場往復コースです。
コースを回るだけでなく、山頂では散策をして楽しみましょう。
余力があるようなら頂上で、ダイヤモンドトレール方面に足を延ばしてみましょう。
大和葛城山には北尾根コースもあります。
櫛羅の滝コースよりも滑りやすく傾斜がきついコースと言われています。途中、ロープを使って腕の力で登らないと行けないような段差が二箇所あります。挑戦と言うことであれば、北尾根コースを選ぶのも良いかもしれません。北尾根コースの方が距離が長いため少し余分に時間が掛かります。
登山道入り口:
櫛羅の滝コース、北尾根コースともに同じ登山口から出発します。
北尾根コース分岐店:
北尾根コースに回る場合はこの分岐点から北尾根コースに進んで下さい。(案内表示板を過ぎてから写真を撮ったため、向きが違っていますm(_ _)m
整備された登山道を歩きます。が、以前の台風の影響で道が傷んでいる箇所や木橋が朽ちている箇所も有ります。注意して歩いてください。
登山道では子供の様子をよく見て休憩を入れつつ歩いてください。
葛城山駐車場の標高:約300m
大和葛城山の標高:約959m
標高差:約659m
距離:約7㎞
時間:約220分程度(往復登山道・休憩含まず)
※山の天気は変わりやすいので、天気予報を見て行きましょう。
※靴底が滑りにくく、歩きなれた靴で歩きましょう。
※大和葛城山は約959m、平地に比べ約5℃は涼しいもしくは寒いです。
※季節に合わせて羽織れるものを一枚持って行ってください。
※つつじのシーズンはかなり混みます。駐車場のことを考慮して早めに出発しましょう。
トイレ
トイレは葛城高原ロッジ、ロープウェイ駅、葛城山駐車場などの施設付近で利用可能です。
交通機関・駐車場
「御所市観光ガイド 葛城山情報 アクセス&駐車場」に詳しく載っています。
公共交通機関:
上の「御所市観光ガイド 葛城山情報 アクセス&駐車場」ガイドを見てください。
車:
ナビやGoogleマップで葛城山駐車場もしくは葛城山ロープウェイで検索。
駐車場 有(自動車は麓の葛城山駐車場まで通行可)
※お願い
掲載情報に誤りを見つけられた方はお手数ですが、コメントでお知らせ頂けるとありがたいです。駐車場が使えなくなっていた、有料になっていたなどなど。よろしくお願いします。